2008年10月4日土曜日

081004 ジュセリーノ中古本、価格下落が止まらないというおはなし

 





ジュセリーノの本の中古価格の下落がとまらないようだ。



アマゾンで見ると、昨年の暮れにソフトバンククリエイティヴから出た「未来予知ノート」はついに200円を切って197円、今年4月に出た「ジュセリーノの予言」については、この間(註2)750円くらいだったのが一気に値下がりして最安価格407円で出品されている。



それ以外の本でも、たとえばこれは知り合いの古本屋からなのだが、先月の半ばくらいだったか「5月に出たたまの(青い)本、二冊で1.575円ではどうだろう?」と言われているのだ。



こんなことを言われるのは、昨年自分がこの古本屋さんから、たまの赤い本を二冊まとめて買ったからだ。



「随分安いじゃない」と自分が訝しがると、きっぱり「でもない」と言われたのである。





その本屋さん曰くだが「それがもう相場だ(※註1)」というのである。



ついこのあいだ、4ヶ月ほど前に出た本であってもそんなことまったく関係ないということらしい。



で実際、ついさっき確認のためにアマゾンで見てみるともうすでにほとんど半額に近い値段で出ていたのである。「ああ、なるほどねぇ」と感心した次第である。



聞けば、ジュセリーノの中古本、やはり全体的にものすごい値崩れを起こしているようで、ある大手ではSBCの本のどちらかだったか「0円査定」になっているのだとか。



つまりここにジュセリーノの本を持ってても買い取ってはくれないということだ。残酷な話だがこれが現実というものなのだろう。



何故こんなことになるかといえば、需要と供給のバランスであるとかいろいろな原因はあるだろうけれど、最大の原因は「中身が薄い」ことと、もうすでに「内容的に通用しない ― つまり本に書いてある予言というものが大外れしてしまっているということがあるからだろう。



たとえ中古の古本だって普通の人が今更買ってどうなるような本では決してないのだ。



まあだから、ジュセリーノの本の中古なんてもの、とてもではないが人に勧められるようなものではないのだが、どうせ買わなければならないものなのであれば、やはり中古本の方を買うことをお勧めします。自分もそうします。森林資源の保護にも結びつくことだし、と。

 

                      2008.10.04





註1)「もうすぐそれくらいにまで下がる。でないと売れるような本ではない」というニュアンスでの発言である。



註2)自分が「未来予知ノート」を入手したあとで「21世紀の大予言」という本を買う前ということだから8月の上旬のころのはなしである。アマゾンで見て「意外とまだ高いな」という印象を持った。何故「まだ高いな」と思ったかというと、メールで「古本で200円くらいで売っていたので買った」という人がいたからなのだが。