2009年11月10日火曜日
091110 こんなメールが来たんですが・・・(重複)
【91110】 こんなメールが来たんですが・・・(重複)
ちょっと面白い出来事があった。
昨日(六日金曜)の夜10時付けで英文のメールが二通届いた。
そのメールの具体的な記述についてはあとで詳しく触れるが、わかりやすく言えば「よくあるような」ジュセリーノを擁護する内容のものだ。
過去自分は同内容の英文のメールを何通も受け取っている。
自分が「ん?」となったのは、そのメールの発信元である。
明らかに日本国内から発信されたメールであったからだ。[註1]
念のためにとIPを追跡してみたのだが、それがなんと普段我々が使うようなネットワークやプロバイダサービスのホストではないIPが炙り出されてきた。
いろいろと試してみて、そのネットワークにアクセスしてみたのだが、結局侵入は不可能だったが(もちろん正当な手続きを踏んで侵入しようとしたからサーバーから拒否されたということだ)ホストネームと所在は明らかになった。
某ホテルが登録しているホストサーバーで、主に宿泊客のサービスのためのイントラネットに割り当てているもののようだ。
そこで念のために、いままで届いてきた同内容の英文メールのIPをランダムに追跡してみたところ、そのほとんどが(やっぱり)ブラジルのサンパウロ(州)周辺からのものだった。
どうやら、いつも同内容の英文メールを送ってきている主(ポルトガル語が母国語なのでブラジル人だろう)は現在日本にいて、そしてその東京のホテルの滞在中のようなのだ。
さて、ではそれは一体誰かという問題であるが、現在追跡調査中である。
ちなみにそのお台場にある「hnt3」というホストで連想されるそのホテルに電話をすればおそらくははっきりするだろうし[註2]、今日明日ホテルに隣接しているモールあたりで待ち構えていれば、その「ブラジル人」と遭遇する可能性はかなり高いのではないだろうか。
2009.11.07
[註1]googleのG-mail同士でのやり取りだと発信者のアドレスは単純偽装はできない。また、「ウェブメールごときで向こうのIPが割れるわけねーだろ」みたいなコメントが来ているがそれは大きな勘違い。ちゃんとわかります。但し、一発で発信元のIP(リモートホスト)までもがすぐ判明するということを言っているのではない。自分がつきとめたIPをここで晒してそれを証明するのが手っ取りばやいんだろうが、それをやりだすと今度は自分のやっていることの正当性というものが根底から崩れ去ることになるのでそれは慎む。あくまでも合法の概念の範囲内でだ。というか、私が発信元をつきとめようとしているのは、差出人が匿名の「嫌がらせ」の類のメールだからだよ。
[註2]勘違いなさらぬように。ここで自分が言っているのは、ホテルのフロントに対しての「○○さんという宿泊客の方はおいででしょうか?」というような電話ではないよ。
2
もしかすると、それは「英文のメール」というよりも「なんとなく英文っぽいメール」といった方がいいのかもしれない。
文章のところどころに、ポルトガル語の単語がなんの脈絡もなく、唐突に使われたりしており、この文章(メール)を書いた人間が英語ではなくて、ポルトガル語圏の人間であることは容易に想像がつく。
そればかりではない。このメールの主、不思議なくらい「予言者ジュセリーノの疑惑」という本と、「ジュセリーノ予言の真実」というブログの内容をよく把握していたりするのだ。
これはいったいどういうことなのだろう。日本語が読めるということなのだろうか。
無理のない推理があるとしたら、それはやっぱり「日本語の読めるブラジル人を通じて(本とブログの内容を)知った」ということになるのではないのかな。
最も自分が不思議に感じたのはこの部分だった。
THIS RED BOOK WHICH IS SHOWING ON THIS BLOG HAS A FALSE LETTER AND NOW MR. JUCELINO HAS CONTACT HIS LAWYER IN JAPAN TO PURSUE (CLAIM) AT COURT JUSTICE AS CRIMINOUS ACTIONS BY THE AUTHOR AND EDITOR OF THAT COMPANY PUBLIISHING BOOKS.
訳:ブログにあるこの赤い本(『…疑惑』のことであろう)は偽りの手紙が掲載されており、今回ミスタージュセリーノは日本の弁護士と接触をして、日本の裁判でこの本の作者と編集者、出版社を(刑事事件として※)提訴する
と書かれた個所だ。
何が不思議かというと、それは「なんでこの人はそんなこと知っているの?」ということだ。このメールの差出人は、どうしたことかジュセリーノの心の中をまるで見通したかのようによく知っている。何がどうなればこのメールの差出人はそのようなことを断定的に書けるのだろうか。
不思議でしょう。そう思いませんか?
ちなみにこのメールの差出人のハンドルネームであるがMESSIASになっている。
最初見たときは「メシア(つまり救世主)を名乗られてもねぇ・・・」という苦笑が出ましたが。
2009.11.07
※ CRIMINOUSは英語ではない。英語ならばもちろんcriminalになる。これはラテン語系住民がよくやる間違いらしい。ちなみにポルトガル語でもやはりCRIMINOUS。
[追記]
何人ものブラジル系の人、ポルトガル語のわかるという人から「ポルトガル語だとCriminousではなくて criminosos か criminoso です」とのご指摘を頂いた.失礼、私の間違いのようです。
3
ただし、この赤く示した個所について評価ができる部分もある。
それは、このメール主であるMESSIASという人物は、もし、ジュセリーノが日本で出された出版物に関する争議(裁判)というものを起こそうとするのであれば、それはブラジルの法廷ではまったくもって意味をなさない、あくまでも日本の裁判所に対して提訴しければ意味がないという(ごく当たり前の)ことは知っているということだ。
その点については、ジュセリーノワールドワイドという新しい事務局の「お知らせ」で述べられている「ジュセリーノ氏の本国であるブラジルの法廷にての訴訟を覚悟の上充分にご検討された後行ってください。」というような、下手をすれば素人の脅しとも取られかねないような文言とは一線を画している。
さて、もしジュセリーノがこのMESSIASという人物の言うとおりに「予言者ジュセリーノの疑惑」という本の出版社と編集者を日本の裁判所で告訴するというのであれば、自分は当然の如く、出版社側を応援しなければならない。それが義というものだ。
もしかすると(どちら側のかはともかくとして)証人として裁判所に出廷して証言を求められたりすることになるのかもしれない。だとすれば(何度も言っていることだけれど)それは自分が望んでいることでもある。
そして、ジュセリーノは裁判で嘘(虚構)が暴露された(自称)「予言者」として日本の裁判史にその名を刻むことになるわけだ。
どうです、 皆さんもなんかワクワクしてきませんか?こんなことを書いたりするのは不謹慎だとは承知の上でだ。
しかし、これも言っておいたほうがいいだろう。自分があえて「ワクワクする」というようなことを言うのは、こういった社会的な機関(法廷)でケジメをつけることこそが、この日本に第二・第三のジュセリーノが登場することを未然に防ぐ大きな手立てになるという確信があるからだ。
自分が目的としているのは、このような安易なインチキ・オカルトでもって多くの日本人の心をかき乱したり不安に陥れたりするような不埒な連中に猛反省を促すことである。「再犯」を絶対に許さないことだ。
その「不埒な連中」というのは、それは「たま出版」、「ソフトバンク・クリエイティヴ」といった出版社であり、東スポという自称スポーツ新聞であり、「テレビ朝日」「日本テレビ」「テレビ東京」といったテレビ局のことであり、こういったメディアだけではなく、ジュセリーノというインチキ予言者の真実を隠してきた韮澤潤一郎といった人たちのことでもある。
頼むぞ、ジュセリーノ。本当に本当に日本で裁判を起こしてくれよな。おっと、ジュセリーノ本人はまだ「日本で裁判を起こす」とは言ってなかったな(笑)…失敬。
2009.11.09
2009年11月3日火曜日
091114 アンケートの途中経過
【91114】 アンケートの途中経過
先月開始した「ジュセリーノが本物の予言者だと思うか」のアンケートの件である。
アンケート 「あなたはジュセリーノはホンモノの予言者だと思うか?」
はなしをわかりやすくするために、回答数が丁度200の時点でのもの(画像)を掲載しておこう。
このアンケートの中での「思う・信じる」の13%という割合について、皆さんはどう思われるだろうか。自分の周囲での感触でいうと「意外に多い」と驚く人が多い。
しかし、当の自分はそういう驚きはない。「まあ、こんなもんだろうな」ぐらいな感じに受け取っている。
さらに最近になって「思う・信じる」の割合は少しずつだが増えてきている。
こういうところなんかも自分が「なるほどねぇ」と納得をしている点だ。
そもそも、自分はこのアンケートを「(無関心派は別として)ジュセリーノなんて信じない」と思っているような普通の人向けにと立案したつもりだった。
どうにも最近届くメールやコメントの感触からすると「ジュセリーノなんてもう過去の人」と思っている人が増えてきたからだ。
それらの人たちに対して、自分は「ジュセリーノ騒動はまだ過去のものにしてはならない」ということを強調したかった。
そういう意味で、このアンケートは成功だったと思っているのだ。
さてそしてその後だが、この「思う・信じる」の人たちの割合は段階的に伸びをみせており、今日11月14日では17%になっている。
こういうところも自分の実感として「なるほどねぇ」なのだ。
そう、肯定派の人たちの中には組織的に動いているグループがあることを匂わせるからだ。
自分のところに来る肯定派からのメール・コメントもこれと相似したような「まとまり」というものを見せている。それとそっくりなのである。
こういうところを見逃してはいけないのだと思う。
その上で繰り返すのだが、ジュセリーノ騒動のことをまだ決して過去のものとして軽く扱ってはならない。
むしろ、本当の意味でのジュセリーノによる犠牲者というものはこれから顕在化するのだろう。
その為にも我々は日本滞在中のジュセリーノの行動というものに対しては注意を払わなければならないのではないだろうか。
2009年10月27日火曜日
アンケート 「あなたはジュセリーノはホンモノの予言者だと思うか?」
一年前にジュセリーノの地震の予言についてのアンケート(終了)があったが、その結果と併せてご覧頂きたい。
このブログからアンケートへの回答を誘導してしまうと「思わない」のほうが多くなるのは当然だろうと思い、そのときはこのアンケートの存在には触れなかった。
今回、アンケートに参加したいという方がいたらどうぞ。(ライブドアのIDがなくとも参加可能、ひとり一回のみ)
関連記事「アンケートの途中経過」
9月13日のジュセリーノの予知夢、信じる?アンケート(2008.09.13)
※ こちらのアンケートは終了しています。
2009年3月9日月曜日
090309 「ジュセリーノの予言」という本について 10
【90309】 「ジュセリーノの予言」という本について 10
ここでも何度も書いて来たことだが、「地球が温暖化している」というのはまったくもって事実である。そのことに対して「それは違う」と異論を挟むつもりはまったない。
しかし、今地球が(大気が、と言い換えたほうがいいのかもしれないが)温暖化しているからといって、その原因が果して全て「人類が排出したCO2のせい」かというと、それに対してはかなり疑問を持っている。
というか、もしそうだとすると計算が合わなくなるからだ。減ってきているといわれている大気中の酸素はいつごろから減りだしたのだろうか?
それに対する明確なる答えというものを真面目に答えてくれる環境派を自認する人間はいまのところひとりもいない。
増えた大気中のCO2と減ったといわれている酸素、このふたつの相関関係が明確にならなければ「環境破壊によるCO2の増加」はただのまやかしということにもなりかねないのだ。
要するに、大気中のCO2が増えているというのは、地球の地殻活動の周期というもので起きている「単なる自然増」はないかと自分は思うんだが。
というかそっちの方が理には適っているはずなのだ。
ところがこの世には「大気中のCO2の量を増やしたのは人類、もしこのまま排出するCO2の量が増えつづければおそらく地球全体がさらに高温化して、人類は滅亡する」といった無茶苦茶なことを真剣に口にするひとたちがいる。
しかし、よーく考えれば、もちろんそんなものはただのまやかしであり、たちの悪いおどしでしかないことぐらいは少し考えれば解るはずだ。
この『ジュセリーノの予言』の第四章「地球温暖化」の中身はこのような「環境オカルト」としか呼べないような「まやかし」といったもので占められている。
もととなっているジュセリーノの予言はこうだ…
「2008年の7月16日から9月15日のあいだに、日本の東京は気温が43度から45度にまで上昇し、深刻な問題を引き起こす」
つまり去年の夏の予言なのだが、このジュセリーノの予言は結果から言えば外れである。
そのことはテレビ東京で放送した第二弾の番組(08年10月放送)の中でもふれていた。
たとえば、密室であるとかそういう特殊な条件下の場所でなければということだが、昨夏日本で計測された最高気温というものは、下記地点でこの日に計測された摂氏39.0度であった。
7月27日 39.0 ℃ 大分県 犬飼
7月26日 39.0 ℃ 岐阜県 多治見
で、これは一昨年2007年と較べるとどうだったのかというと
8月17日 40.8 ℃ 岐阜県 多治見
8月16日 40.9 ℃ 岐阜県 多治見 埼玉県 熊谷
8月15日 40.2 ℃ 群馬県 館林
明らかに低かったのだ。
つまりジュセリーノの予言は外れたということだし、ジュセリーノが見たといっている予知夢そのものの信憑性について我々はもう一度論議をしなければならないということにもなるだろう。
だが問題はそんなところにあるのではない。
この本は、まるで二酸化炭素(CO2)が増えたので地球は温暖化し、そして日本(東京)の2008年の夏は暑くなるのだという嘘を堂々と書いているオカルト本なのである。
たとえ日本の夏が暑かろうがそうでなかろうが、これと地球温暖化というのは別のはなしである。
地球大気中のCO2の濃度は下がりもしなければ、もちろん増えたということでもない。
日本(特に東京を中心とする関東平野)の夏の気温が年を追うごとに上昇しているの事実だが、それは地球の温暖化とはほとんど(99.5%)関係ないことなのだ。
ニューヨークやパリ、ロンドンといった大都市と同じで、いわゆる「都市熱現象」というやつだ。
さらに東京では、ここ数年の間に湾岸地帯に乱立した高層ビルが、南東の方角から吹き込んでくる海風の流れを悪くして、一種の盆地のような状態にしてしまったことが最大の原因だと言われている。
これはかなり信憑性の高いソースに基づいてだされたデータなのである。
だからこそ、今ごろになって東京駅付近にある高層ビル計画を見直して、東京の中心にある緑地帯(つまり皇居)にまで風が流れ込むようにしようとかいわれたり、あるいは東京中央郵便局の高層ビル計画反対派の旗色を良くする要因にもなっていることなのだ
さて、この本をもう一度読み直してみて、じぶんは一ケ所おかしなところに気づいた。
それは136Pのこの個所である。
立正大学の地球環境科学部の福岡義隆教授は、43~45度という気温は「驚くべきもの」としつつも、ある条件下では、十分にありうると見ている。
「地球温暖化、それに都市の温暖化が重なると、都市によっては部分的に43度、45度ということは起こりうるでしょう。」
つまり、福岡教授の論では「都市以外の場所では43度とか45度にはならない」となるわけだし、こうなると福岡教授が言っていることは「地球の温暖化」とはまったくといって関係がないということにもなるではないか。
実際、このあとで述べている「43度になる条件」というものは「コンクリートやアスファルトの照り返し」、「風通しの悪い状況」「エアコンから排出される熱気」といった、ヒートアイランド現象を生む要因についてなのだ。
おい、地球温暖化の話はどこへ行ったんだよ。地球温暖化の影響で2008年の日本(東京)の夏が43度になるという話じゃないのか、この本のこの章は。
といったように、この第四章の内容はタイトルの「地球温暖化」とはまったく関係のない検証をしてそれでいながら「地球温暖化」について警告を発している気になっているというヘンな本なのだ。
つまりそれを指して自分は「オカルト本」と言っているのであるし、いわゆる「トンデモ本」になるのではということなのである。
(つづく)
ここでも何度も書いて来たことだが、「地球が温暖化している」というのはまったくもって事実である。そのことに対して「それは違う」と異論を挟むつもりはまったない。
しかし、今地球が(大気が、と言い換えたほうがいいのかもしれないが)温暖化しているからといって、その原因が果して全て「人類が排出したCO2のせい」かというと、それに対してはかなり疑問を持っている。
というか、もしそうだとすると計算が合わなくなるからだ。減ってきているといわれている大気中の酸素はいつごろから減りだしたのだろうか?
それに対する明確なる答えというものを真面目に答えてくれる環境派を自認する人間はいまのところひとりもいない。
増えた大気中のCO2と減ったといわれている酸素、このふたつの相関関係が明確にならなければ「環境破壊によるCO2の増加」はただのまやかしということにもなりかねないのだ。
要するに、大気中のCO2が増えているというのは、地球の地殻活動の周期というもので起きている「単なる自然増」はないかと自分は思うんだが。
というかそっちの方が理には適っているはずなのだ。
ところがこの世には「大気中のCO2の量を増やしたのは人類、もしこのまま排出するCO2の量が増えつづければおそらく地球全体がさらに高温化して、人類は滅亡する」といった無茶苦茶なことを真剣に口にするひとたちがいる。
しかし、よーく考えれば、もちろんそんなものはただのまやかしであり、たちの悪いおどしでしかないことぐらいは少し考えれば解るはずだ。
この『ジュセリーノの予言』の第四章「地球温暖化」の中身はこのような「環境オカルト」としか呼べないような「まやかし」といったもので占められている。
もととなっているジュセリーノの予言はこうだ…
「2008年の7月16日から9月15日のあいだに、日本の東京は気温が43度から45度にまで上昇し、深刻な問題を引き起こす」
つまり去年の夏の予言なのだが、このジュセリーノの予言は結果から言えば外れである。
そのことはテレビ東京で放送した第二弾の番組(08年10月放送)の中でもふれていた。
たとえば、密室であるとかそういう特殊な条件下の場所でなければということだが、昨夏日本で計測された最高気温というものは、下記地点でこの日に計測された摂氏39.0度であった。
7月27日 39.0 ℃ 大分県 犬飼
7月26日 39.0 ℃ 岐阜県 多治見
で、これは一昨年2007年と較べるとどうだったのかというと
8月17日 40.8 ℃ 岐阜県 多治見
8月16日 40.9 ℃ 岐阜県 多治見 埼玉県 熊谷
8月15日 40.2 ℃ 群馬県 館林
明らかに低かったのだ。
つまりジュセリーノの予言は外れたということだし、ジュセリーノが見たといっている予知夢そのものの信憑性について我々はもう一度論議をしなければならないということにもなるだろう。
だが問題はそんなところにあるのではない。
この本は、まるで二酸化炭素(CO2)が増えたので地球は温暖化し、そして日本(東京)の2008年の夏は暑くなるのだという嘘を堂々と書いているオカルト本なのである。
たとえ日本の夏が暑かろうがそうでなかろうが、これと地球温暖化というのは別のはなしである。
地球大気中のCO2の濃度は下がりもしなければ、もちろん増えたということでもない。
日本(特に東京を中心とする関東平野)の夏の気温が年を追うごとに上昇しているの事実だが、それは地球の温暖化とはほとんど(99.5%)関係ないことなのだ。
ニューヨークやパリ、ロンドンといった大都市と同じで、いわゆる「都市熱現象」というやつだ。
さらに東京では、ここ数年の間に湾岸地帯に乱立した高層ビルが、南東の方角から吹き込んでくる海風の流れを悪くして、一種の盆地のような状態にしてしまったことが最大の原因だと言われている。
これはかなり信憑性の高いソースに基づいてだされたデータなのである。
だからこそ、今ごろになって東京駅付近にある高層ビル計画を見直して、東京の中心にある緑地帯(つまり皇居)にまで風が流れ込むようにしようとかいわれたり、あるいは東京中央郵便局の高層ビル計画反対派の旗色を良くする要因にもなっていることなのだ
さて、この本をもう一度読み直してみて、じぶんは一ケ所おかしなところに気づいた。
それは136Pのこの個所である。
立正大学の地球環境科学部の福岡義隆教授は、43~45度という気温は「驚くべきもの」としつつも、ある条件下では、十分にありうると見ている。
「地球温暖化、それに都市の温暖化が重なると、都市によっては部分的に43度、45度ということは起こりうるでしょう。」
つまり、福岡教授の論では「都市以外の場所では43度とか45度にはならない」となるわけだし、こうなると福岡教授が言っていることは「地球の温暖化」とはまったくといって関係がないということにもなるではないか。
実際、このあとで述べている「43度になる条件」というものは「コンクリートやアスファルトの照り返し」、「風通しの悪い状況」「エアコンから排出される熱気」といった、ヒートアイランド現象を生む要因についてなのだ。
おい、地球温暖化の話はどこへ行ったんだよ。地球温暖化の影響で2008年の日本(東京)の夏が43度になるという話じゃないのか、この本のこの章は。
といったように、この第四章の内容はタイトルの「地球温暖化」とはまったく関係のない検証をしてそれでいながら「地球温暖化」について警告を発している気になっているというヘンな本なのだ。
つまりそれを指して自分は「オカルト本」と言っているのであるし、いわゆる「トンデモ本」になるのではということなのである。
(つづく)
2009年1月1日木曜日
90101 いまたまBBSで起きている不可思議な出来事について 6
AUTHOR: akgoodco1224 TITLE: STATUS: Publish ALLOW COMMENTS: 1 ALLOW PINGS: 0 CONVERT BREAKS: 0 PRIMARY CATEGORY: ジュセリーノ予言の真実 CATEGORY: ジュセリーノ予言の真実 CATEGORY: 反カルト・非オカルト TAG: ジュセリーノ,ニラサワ,韮澤潤一郎,たま出版 DATE: 01/01/2009 03:37:05 BASENAME: 1199893 ----- BODY:
【90101】
あけましておめでとうございます。
その後、「アダム航空機墜落」に関するニラサワの嘘というものについて書かれてくる方が多くなってきた。
まずは81231の追記部分をこちらにも再掲載しておく。
----- EXTENDED BODY:
--------------------------------------------------------------------------------
追記である。
それよりなによりも、昨年の2月に東京スポーツに「アダム航空機墜落の予言的中」のニラサワの記名記事が出た後(つまり『未来からの警告』が出版される前ということだ)、東スポに対して「この事故の様相はまったく違っている(つまり、ジュセリーノの予言は誤報を予知したことになるのでおかしいとの指摘)」とメールだとか電話で不適合を通知している人がいるのである。嘘だと思うなら東スポの文化編集部に問い合わせてみればいい。
また、昨年の9月には「たまBBS」でこのアダム航空機の墜落についてのスレッドが立っている。しかもニラサワが立てたスレッドの真上か真下にである(笑)それでいてこのひとは「一年の間知らなかった」てなことを言っているのである。それこそ今度は「たまBBS」の価値の問題にもなる。そんな役立たずの掲示板だったら、それこそ「ないほうがマシ」ということにもなるんだけどね。
追記その2
この予言の手紙の第二項でジュセリーノが「予知したことにした」のは、二月の大洪水ではなくて前年の12月に起きた大雨と大洪水のことだろう。何故かというと被害の規模が違いすぎるからだ。これ以上書くとネタバレになるが、ニラサワは何故かこの警告を12月のものだとは気がつかずに「2月に起きた大洪水」としているのである。
何故なんだろう(笑)何故だと思いますか?その理由について考えると、答えは割りと簡単に出てくる。
特にたま出版・韮澤潤一郎のことを弁護的に書いている人たちにお聞きしたい。その理由をお教えいただきたい。ニラサワ本人に聞けばいいのだろうが、どうせまた嘘をつくに違いないし、あてにはしていない。
かつてこのようなコメントもあった。
ジュセリーノ予言の真実 1127 2006年の月別予言一覧
2008/08/06 23:39 投稿者:トマドウペリカン
こんにちは。興味深く読ませてもらっています。
07月26日の「80726 画像の再掲 その1」の記事のアダム航空機墜落の予言の手紙の画像が載っていますが、あの手紙の4つの予言は、どれもまだこのリストには載っていないようです。まだ準備中かもしれませんが、載っている予言と載っていない予言があるというのは信頼性に疑念を持ってしまいます。
アダム航空機墜落の予言は記事にあるように疑わしいにしても、インドネシアの洪水というのは'07年2月1日(1月31日との記事もあり)からの大雨による洪水を指していたとすれば、手紙の公開が1月3日(「80726 画像の再掲 その1」より)であり、「後出し」というわけにはいかないのではないでしょうか。ただし、予言の期間が'06年12月から'07年1月までというのに対し、洪水(の原因となった雨の降り始め)が甘く見ても1月31日からと、滑り込みセーフ、もしくは、ぎりぎりアウトなのは非常に微妙なところですが。
残りの鳥インフルとフセインについての予言については、調べてないのでなんとも言えませんが、リストに加えて検証してみるといいのではないでしょうか。
インドネシアの洪水ソース
http://www.rescuenow.net/japan_world_now/world/ooame/2007/jakarta0131.html
公開希望
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【かまたより】コメントありがとうございます。過去にこの手紙について記事にしたときには書いたことですが、同じ手紙に書かれているインドネシアの大洪水の「予知」とは前年の12月後半にインドシナ全域を襲った豪雨のことを指してジュセリーノは「予知した」と言っているのではないかと思われます。でないと被害の大きさであるとか逆に違いすぎるということになります。
あのラジオ局へ出したといっている警告の手紙に書かれている予知は以下のとおりです。
1 アダム航空機墜落(補足であるとの断わり書き入り) 2 インドネシアの大洪水 3 鳥インフルエンザ 4 サダム・フセインの処刑 5バルサン・イブラハム(フセインの部下で縁者のひとり)の処刑 6 日本での新しいウィルス性疾患(ノロ・ウィルスのことだろう)の流行
3以下についても07年の1月の上旬には起きているか、でなければすでに他の機関から警告が出ているような(3)ものです。 そして結果でいうのならばこの3の予知だけが「当ったとはいえない」ものになっています。これこそが「この手紙が07年の1月に書かれたものである」という推理を裏付ける大きな傍証になっています。
2の洪水に関しては提示されたHPの別ページにこの洪水に関する記述があります。
http://www.rescuenow.net/japan_world_now/world/ooame/2006/southeastasia12.html
また、これは完全な事後提出の予言文書ということですから当然ここの年間の予言の中には加えられません。
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まあよく考えればこの「トマドウペリカン」という方のコメントも変といえば変なのであるが、それは置いておくとする。
さて、話を戻す。
たとえば、これは以前ご紹介した「うらこまち」さんという方から頂いたメールに書かれていたことなのだが、「韮沢編集長は、自分が嘘を書いたという自覚はあったはずでしょう。(中略)昨年、日本テレビで二回あった、ジュセリーノのTV番組の中に、アダム機墜落予言が一度も登場しなかったのはあまりに不自然なことですし(後略)」ということだし、「韮沢編集長が、この墜落の予言のことは一切口にしていないのがそのなによりの証拠でしょう」ということだと思うのである、この自分も。
それで自分もいろいろと調べてみたのだ。
案の定であった。本(『未来から警告』)の出版以後ということになるが、ニラサワ(敬称略)は自筆によるコラム、掲示板、他誌の原稿すべてにおいて、「ジュセリーノがアダム航空機の墜落を予知してそれが現実のものになった」とは書いてもいなかったし口にもしていないのだある。
2月の東スポの記事、そして3月の末に発売された『未来からの警告』での監修者註の記述
以降、まったくこのジュセリーノによるアダム航空機の墜落予言に対する言及というものが存在しないのだ。(ニラサワ以外によるこの予言に対する言及はあったようだ)
さて、どのような偶然というものが重なればこのような(ニラサワにとって都合のよいような)出来事は起きうることなのだろうか。
そんなことは誰も考えないだろう。
唯一、可能性があるとすれば、それは彼がその話題を意図的に避けたということしか残らないだろう。
では何故彼は意図的に避けたのか。
そこにこの問題の真実というものがあるはすだ。
【90101】
あけましておめでとうございます。
その後、「アダム航空機墜落」に関するニラサワの嘘というものについて書かれてくる方が多くなってきた。
まずは81231の追記部分をこちらにも再掲載しておく。
----- EXTENDED BODY:
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追記である。
それよりなによりも、昨年の2月に東京スポーツに「アダム航空機墜落の予言的中」のニラサワの記名記事が出た後(つまり『未来からの警告』が出版される前ということだ)、東スポに対して「この事故の様相はまったく違っている(つまり、ジュセリーノの予言は誤報を予知したことになるのでおかしいとの指摘)」とメールだとか電話で不適合を通知している人がいるのである。嘘だと思うなら東スポの文化編集部に問い合わせてみればいい。
また、昨年の9月には「たまBBS」でこのアダム航空機の墜落についてのスレッドが立っている。しかもニラサワが立てたスレッドの真上か真下にである(笑)それでいてこのひとは「一年の間知らなかった」てなことを言っているのである。それこそ今度は「たまBBS」の価値の問題にもなる。そんな役立たずの掲示板だったら、それこそ「ないほうがマシ」ということにもなるんだけどね。
追記その2
この予言の手紙の第二項でジュセリーノが「予知したことにした」のは、二月の大洪水ではなくて前年の12月に起きた大雨と大洪水のことだろう。何故かというと被害の規模が違いすぎるからだ。これ以上書くとネタバレになるが、ニラサワは何故かこの警告を12月のものだとは気がつかずに「2月に起きた大洪水」としているのである。
何故なんだろう(笑)何故だと思いますか?その理由について考えると、答えは割りと簡単に出てくる。
特にたま出版・韮澤潤一郎のことを弁護的に書いている人たちにお聞きしたい。その理由をお教えいただきたい。ニラサワ本人に聞けばいいのだろうが、どうせまた嘘をつくに違いないし、あてにはしていない。
かつてこのようなコメントもあった。
ジュセリーノ予言の真実 1127 2006年の月別予言一覧
2008/08/06 23:39 投稿者:トマドウペリカン
こんにちは。興味深く読ませてもらっています。
07月26日の「80726 画像の再掲 その1」の記事のアダム航空機墜落の予言の手紙の画像が載っていますが、あの手紙の4つの予言は、どれもまだこのリストには載っていないようです。まだ準備中かもしれませんが、載っている予言と載っていない予言があるというのは信頼性に疑念を持ってしまいます。
アダム航空機墜落の予言は記事にあるように疑わしいにしても、インドネシアの洪水というのは'07年2月1日(1月31日との記事もあり)からの大雨による洪水を指していたとすれば、手紙の公開が1月3日(「80726 画像の再掲 その1」より)であり、「後出し」というわけにはいかないのではないでしょうか。ただし、予言の期間が'06年12月から'07年1月までというのに対し、洪水(の原因となった雨の降り始め)が甘く見ても1月31日からと、滑り込みセーフ、もしくは、ぎりぎりアウトなのは非常に微妙なところですが。
残りの鳥インフルとフセインについての予言については、調べてないのでなんとも言えませんが、リストに加えて検証してみるといいのではないでしょうか。
インドネシアの洪水ソース
http://www.rescuenow.net/japan_world_now/world/ooame/2007/jakarta0131.html
公開希望
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【かまたより】コメントありがとうございます。過去にこの手紙について記事にしたときには書いたことですが、同じ手紙に書かれているインドネシアの大洪水の「予知」とは前年の12月後半にインドシナ全域を襲った豪雨のことを指してジュセリーノは「予知した」と言っているのではないかと思われます。でないと被害の大きさであるとか逆に違いすぎるということになります。
あのラジオ局へ出したといっている警告の手紙に書かれている予知は以下のとおりです。
1 アダム航空機墜落(補足であるとの断わり書き入り) 2 インドネシアの大洪水 3 鳥インフルエンザ 4 サダム・フセインの処刑 5バルサン・イブラハム(フセインの部下で縁者のひとり)の処刑 6 日本での新しいウィルス性疾患(ノロ・ウィルスのことだろう)の流行
3以下についても07年の1月の上旬には起きているか、でなければすでに他の機関から警告が出ているような(3)ものです。 そして結果でいうのならばこの3の予知だけが「当ったとはいえない」ものになっています。これこそが「この手紙が07年の1月に書かれたものである」という推理を裏付ける大きな傍証になっています。
2の洪水に関しては提示されたHPの別ページにこの洪水に関する記述があります。
http://www.rescuenow.net/japan_world_now/world/ooame/2006/southeastasia12.html
また、これは完全な事後提出の予言文書ということですから当然ここの年間の予言の中には加えられません。
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まあよく考えればこの「トマドウペリカン」という方のコメントも変といえば変なのであるが、それは置いておくとする。
さて、話を戻す。
たとえば、これは以前ご紹介した「うらこまち」さんという方から頂いたメールに書かれていたことなのだが、「韮沢編集長は、自分が嘘を書いたという自覚はあったはずでしょう。(中略)昨年、日本テレビで二回あった、ジュセリーノのTV番組の中に、アダム機墜落予言が一度も登場しなかったのはあまりに不自然なことですし(後略)」ということだし、「韮沢編集長が、この墜落の予言のことは一切口にしていないのがそのなによりの証拠でしょう」ということだと思うのである、この自分も。
それで自分もいろいろと調べてみたのだ。
案の定であった。本(『未来から警告』)の出版以後ということになるが、ニラサワ(敬称略)は自筆によるコラム、掲示板、他誌の原稿すべてにおいて、「ジュセリーノがアダム航空機の墜落を予知してそれが現実のものになった」とは書いてもいなかったし口にもしていないのだある。
2月の東スポの記事、そして3月の末に発売された『未来からの警告』での監修者註の記述
以降、まったくこのジュセリーノによるアダム航空機の墜落予言に対する言及というものが存在しないのだ。(ニラサワ以外によるこの予言に対する言及はあったようだ)
さて、どのような偶然というものが重なればこのような(ニラサワにとって都合のよいような)出来事は起きうることなのだろうか。
そんなことは誰も考えないだろう。
唯一、可能性があるとすれば、それは彼がその話題を意図的に避けたということしか残らないだろう。
では何故彼は意図的に避けたのか。
そこにこの問題の真実というものがあるはすだ。
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