2009年11月10日火曜日
091110 こんなメールが来たんですが・・・(重複)
【91110】 こんなメールが来たんですが・・・(重複)
ちょっと面白い出来事があった。
昨日(六日金曜)の夜10時付けで英文のメールが二通届いた。
そのメールの具体的な記述についてはあとで詳しく触れるが、わかりやすく言えば「よくあるような」ジュセリーノを擁護する内容のものだ。
過去自分は同内容の英文のメールを何通も受け取っている。
自分が「ん?」となったのは、そのメールの発信元である。
明らかに日本国内から発信されたメールであったからだ。[註1]
念のためにとIPを追跡してみたのだが、それがなんと普段我々が使うようなネットワークやプロバイダサービスのホストではないIPが炙り出されてきた。
いろいろと試してみて、そのネットワークにアクセスしてみたのだが、結局侵入は不可能だったが(もちろん正当な手続きを踏んで侵入しようとしたからサーバーから拒否されたということだ)ホストネームと所在は明らかになった。
某ホテルが登録しているホストサーバーで、主に宿泊客のサービスのためのイントラネットに割り当てているもののようだ。
そこで念のために、いままで届いてきた同内容の英文メールのIPをランダムに追跡してみたところ、そのほとんどが(やっぱり)ブラジルのサンパウロ(州)周辺からのものだった。
どうやら、いつも同内容の英文メールを送ってきている主(ポルトガル語が母国語なのでブラジル人だろう)は現在日本にいて、そしてその東京のホテルの滞在中のようなのだ。
さて、ではそれは一体誰かという問題であるが、現在追跡調査中である。
ちなみにそのお台場にある「hnt3」というホストで連想されるそのホテルに電話をすればおそらくははっきりするだろうし[註2]、今日明日ホテルに隣接しているモールあたりで待ち構えていれば、その「ブラジル人」と遭遇する可能性はかなり高いのではないだろうか。
2009.11.07
[註1]googleのG-mail同士でのやり取りだと発信者のアドレスは単純偽装はできない。また、「ウェブメールごときで向こうのIPが割れるわけねーだろ」みたいなコメントが来ているがそれは大きな勘違い。ちゃんとわかります。但し、一発で発信元のIP(リモートホスト)までもがすぐ判明するということを言っているのではない。自分がつきとめたIPをここで晒してそれを証明するのが手っ取りばやいんだろうが、それをやりだすと今度は自分のやっていることの正当性というものが根底から崩れ去ることになるのでそれは慎む。あくまでも合法の概念の範囲内でだ。というか、私が発信元をつきとめようとしているのは、差出人が匿名の「嫌がらせ」の類のメールだからだよ。
[註2]勘違いなさらぬように。ここで自分が言っているのは、ホテルのフロントに対しての「○○さんという宿泊客の方はおいででしょうか?」というような電話ではないよ。
2
もしかすると、それは「英文のメール」というよりも「なんとなく英文っぽいメール」といった方がいいのかもしれない。
文章のところどころに、ポルトガル語の単語がなんの脈絡もなく、唐突に使われたりしており、この文章(メール)を書いた人間が英語ではなくて、ポルトガル語圏の人間であることは容易に想像がつく。
そればかりではない。このメールの主、不思議なくらい「予言者ジュセリーノの疑惑」という本と、「ジュセリーノ予言の真実」というブログの内容をよく把握していたりするのだ。
これはいったいどういうことなのだろう。日本語が読めるということなのだろうか。
無理のない推理があるとしたら、それはやっぱり「日本語の読めるブラジル人を通じて(本とブログの内容を)知った」ということになるのではないのかな。
最も自分が不思議に感じたのはこの部分だった。
THIS RED BOOK WHICH IS SHOWING ON THIS BLOG HAS A FALSE LETTER AND NOW MR. JUCELINO HAS CONTACT HIS LAWYER IN JAPAN TO PURSUE (CLAIM) AT COURT JUSTICE AS CRIMINOUS ACTIONS BY THE AUTHOR AND EDITOR OF THAT COMPANY PUBLIISHING BOOKS.
訳:ブログにあるこの赤い本(『…疑惑』のことであろう)は偽りの手紙が掲載されており、今回ミスタージュセリーノは日本の弁護士と接触をして、日本の裁判でこの本の作者と編集者、出版社を(刑事事件として※)提訴する
と書かれた個所だ。
何が不思議かというと、それは「なんでこの人はそんなこと知っているの?」ということだ。このメールの差出人は、どうしたことかジュセリーノの心の中をまるで見通したかのようによく知っている。何がどうなればこのメールの差出人はそのようなことを断定的に書けるのだろうか。
不思議でしょう。そう思いませんか?
ちなみにこのメールの差出人のハンドルネームであるがMESSIASになっている。
最初見たときは「メシア(つまり救世主)を名乗られてもねぇ・・・」という苦笑が出ましたが。
2009.11.07
※ CRIMINOUSは英語ではない。英語ならばもちろんcriminalになる。これはラテン語系住民がよくやる間違いらしい。ちなみにポルトガル語でもやはりCRIMINOUS。
[追記]
何人ものブラジル系の人、ポルトガル語のわかるという人から「ポルトガル語だとCriminousではなくて criminosos か criminoso です」とのご指摘を頂いた.失礼、私の間違いのようです。
3
ただし、この赤く示した個所について評価ができる部分もある。
それは、このメール主であるMESSIASという人物は、もし、ジュセリーノが日本で出された出版物に関する争議(裁判)というものを起こそうとするのであれば、それはブラジルの法廷ではまったくもって意味をなさない、あくまでも日本の裁判所に対して提訴しければ意味がないという(ごく当たり前の)ことは知っているということだ。
その点については、ジュセリーノワールドワイドという新しい事務局の「お知らせ」で述べられている「ジュセリーノ氏の本国であるブラジルの法廷にての訴訟を覚悟の上充分にご検討された後行ってください。」というような、下手をすれば素人の脅しとも取られかねないような文言とは一線を画している。
さて、もしジュセリーノがこのMESSIASという人物の言うとおりに「予言者ジュセリーノの疑惑」という本の出版社と編集者を日本の裁判所で告訴するというのであれば、自分は当然の如く、出版社側を応援しなければならない。それが義というものだ。
もしかすると(どちら側のかはともかくとして)証人として裁判所に出廷して証言を求められたりすることになるのかもしれない。だとすれば(何度も言っていることだけれど)それは自分が望んでいることでもある。
そして、ジュセリーノは裁判で嘘(虚構)が暴露された(自称)「予言者」として日本の裁判史にその名を刻むことになるわけだ。
どうです、 皆さんもなんかワクワクしてきませんか?こんなことを書いたりするのは不謹慎だとは承知の上でだ。
しかし、これも言っておいたほうがいいだろう。自分があえて「ワクワクする」というようなことを言うのは、こういった社会的な機関(法廷)でケジメをつけることこそが、この日本に第二・第三のジュセリーノが登場することを未然に防ぐ大きな手立てになるという確信があるからだ。
自分が目的としているのは、このような安易なインチキ・オカルトでもって多くの日本人の心をかき乱したり不安に陥れたりするような不埒な連中に猛反省を促すことである。「再犯」を絶対に許さないことだ。
その「不埒な連中」というのは、それは「たま出版」、「ソフトバンク・クリエイティヴ」といった出版社であり、東スポという自称スポーツ新聞であり、「テレビ朝日」「日本テレビ」「テレビ東京」といったテレビ局のことであり、こういったメディアだけではなく、ジュセリーノというインチキ予言者の真実を隠してきた韮澤潤一郎といった人たちのことでもある。
頼むぞ、ジュセリーノ。本当に本当に日本で裁判を起こしてくれよな。おっと、ジュセリーノ本人はまだ「日本で裁判を起こす」とは言ってなかったな(笑)…失敬。
2009.11.09