2006年12月30日テレビ朝日で放送された番組のジュセリーノを紹介したコーナー
http://jp.youtube.com/watch?v=VviY4f9Bhnk
(※ 削除されている)
約10分(カットしてある個所が数ヶ所約4分ある)
その中の数コマである。ジュセリーノが語っているのは翌年(2007年)地球で起きる大災害について、自分が夢で見たといっているその内容なのである。
2007年にはトルコでもパキスタンでもカシミールでも大きな地震はない。
そしてジュセリーノ2008年の9月13日に関することを述べているのである。
というかこの時点で2008年の5月に起きた中国四川省を中心とする大地震のことは一言も口にしていない。これではジュセリーノはただの嘘つきということになってしまう。(註)
自分はこれでもジュセリーノのことを庇っているつもりなのだ。「嘘つき」でなければジュセリーノは超の上に超のつく「残忍非道な予言者」ということになる。
結果的にせよ、ジュセリーノは7万を越える尊い命を見殺しにしたのも同然ということになってしまうからだ。ジュセリーノがその気になればたとえこののち得た予知であっても、テレビでこのように警告を発すればよかったはずなのだ。
しかしジュセリーノはそれをしなかった。決して出来なかったことではないはずなのにだ。
ジュセリーノにこの件で問い掛けたいことがあるとすればこうなる。
「オマエは大嘘つき詐欺師なのか、それとも7万以上の尊い人命を見殺しにした冷酷な予言者なのか、どっちなんだ」
(註)厳密には9月が過ぎてアジアの何処にも大きな地震がこなければ、ということだろうが。自分が改めて強調するのは、もちろんこんなジュセリーノのことを本物の予言者と持ち上げてきたメディア・組織・個人全てにもその罪状は当てはまるということだ。
(註)というかひとことご注意を申し上げる。この四川大地震のことを「9月に起きると予言されている地震に較べれば小さい(9月に起きる地震はもっと大きいということ)」とヨタ解釈にもならないことを喚いている人間がいる。
ならば、もし仮に不幸にも9月13日に相当大きな地震がアジアのどこかであったとしてもそれではジュセリーノの予言はあたったことにもなんにもならない。
ジュセリーノにさらに輪を書けたようなオリジナルの「ニセ予言」を世間に向けて広めているだけなのである。
関係者ご家族の方に申し上げたいことがある。悪いことはいわぬ、なんだかの方法で口を塞ぐとか、あるいはそれ相当ふさわしい施設に収監されたし。