2007年5月11日金曜日

070511 疑問  911の予言について

【ジュセリーノ予言の真実 0511】 疑問 911の予言について

多くのブラジルからのメールを読ませて頂いて感じたことなのであるが
ブラジル人にとって「ジュセリーノの予言」というものは必ずしもカタストロフィー的な人類の滅亡の予言という訳ではないので、皆割とイージーな感覚で受け入れているのだということだと思う。

ジュセリーノ自身の言葉として、ブラジルは安全な場所として各地の名前を出していることもあるであろう。

なんかエイズの特効薬もブラジルで発見される、みたいなことを言っているらしいし。

ぶっちゃけ「世界は滅びてもブラジルだけは残る」みたいに読める部分もあるようだ。(訳によっては多少ニュアンスが異なるがそんな感じだろう)

まあ実は日本にもこれとよく似た新興宗教はいくつもあった。というか今でもある。

世界は滅びるが日本だけは栄華が続く~みたいなことを主張している宗教である。どことは言わないけれどね。

一方、どう考えても、日本人にとってはジュセリーノの予言は破滅の予言である。だからこそ「嘘」の部分であるとか、まやかしの部分が明らかにしやすいともいえるである。

んなものなんの批評も批判もなく受け入れてしまうほうがおかしいのだ。

で、さてそのブラジルの人からのメールでこういうことを書いてくる人、結構多いのである。

「ブラジルは安全です。あなたもブラジルにおいでなさい」

うーむ、ご好意はありがたいのだが、だからといってホイホイと行く気にはなれない。

なにかが間違っているとしかいいようがないからだ。


ここで、今までずっとスルーして来た911のジュセリーノ予言について考えてみる。

というか今まで自分もそのことについては深く考えてはいなかったのだが、ある方から頂いたメールに書かれていたことに深いショックを受けたのでここでご紹介したい。


「私は長年様様な精神症の患者さんたちと話し相手になるボランテイアの仕事をしていたものです。(中略)あの2001年9月11日のニューヨークで起きた同時多発テロ事件の直後のことのことなのです、話し相手になる患者さん達の中にはあの事件を夢の中で見たと真面目に真剣に喋る方が何人かいました。(中略)二機の飛行機がビルに突っ込んでゆく光景を見たのだ、というものです、しかし、先生にどの場所から見上げていたの?であるとか、近く?それとも離れた場所?と聞かれるとそのたびに患者さんの発言はころころとかわります。(中略)どういうことなのかをその担当の先生にお聞きしたところ、こんな感じのご返答をいただきました。「事故現場で二機の飛行機が突っ込んでゆくことが出来た場所なんて実際にはないんだよ。××さん(患者の名前と思われる)がそう思い込むのはただ単にそういうニュース映像を見て、それが意識下に刷り込まれて自分は前もって見たのだと偽の記憶になってしまっているんだ。」とのことです。(中略)・・・ジュセリーノの予言に接したときに私が感じたのはやっぱりそういう患者さんたちの言っていたことと非常に似ているなということです。」

確かに、二機の飛行機がビルに突っ込んでゆく光景を実際に目の当たりにできそうな場所(ジュセリーノは『見上げると』と言っている)なんてなさそうな感じがする。一般的にだが、一機がビルに突っ込む場所であるのならば、もう一機が飛び込むところはその陰になってしまうからだ。

果してジュセリーノが夢の中で見たという光景はどの地点に立ってのものだったのだろう?