2010年2月27日土曜日

100227 チリの地震のこと その他

多数のメール・コメントありがとうございます。

返事の出せるものについては、一件(※ 一通ではない)ごとに出しているが、そうでないものについてこの際まとめてお答えしておきます。

まず、日本時間2月27日にチリで起きた地震について。

ジュセリーノが昨年の暮れに公表した年間予言を見た限りでは、2月にチリで大地震という文言はなかった。ちなみにその「年間の予言」内にあった2月の予言の項目のうち、地震に関するものをすべて抜き出すとこんな感じになる。


17 パプアと(の?)インドネシアで7.0の地震(2月15日)

18 モロッコの北岸で7.0(2月27日)

20 4.9の地震(ブラジル国内 リオグランデダソル州のウルグアイ国境近く)

21 (フィリピン セレベス海)7.0の地震 (2月9日)

22 (米国アーカンサス州?)4.8  (2月15日)

27 富士の南諸島(伊豆諸島のことか)7.0   (2月21日)

28 (米国?)カリフォルニア湾6.0   (2月10日)

33 ニュージーランド カーマディック諸島 (2月7日)

37 コンゴ(人民共和国) 6.0   (2月8日)



これを見れば一目瞭然、ジュセリーノの地震予言、全然当たってはいない。

これでは警告にもなににもなっていないだろう。

それどころか、人々に対して本来は不必要な、要らない不安というものを与えているだけ、そんなものだ。

ジュセリーノの公表している「予言という名の警告」なんてものは有害なだけだろう。

そして、そういった社会不安というようなものを取り除こうとする人たちの努力がどれだけ有益であるかについてはいうまでもない。

それに対して、なんだかんだといちゃもんをつけるジュセリーノ本人であるとか、あるいは彼の周辺にいる人のほうがおかしいのである。



次、皆さんから数多く寄せられてきているその話題についてである。

さて、前の記事で「この私にとってネガティヴなニュースが流れるかもしれない」みたいな抽象的な言い回しをしてしまったために、それこそご心配を掛けてしまったかもしれないが、現状でいうならば、思ったほどのことはまだ起きていない。

すでにご存知の方もいるようだが、ジュセリーノはやっとこさ自分の公式HP上で、この「ジュセリーノ予言の真実」というブログに対して(それこそ名指しでだ)抗議の意思を明示した。

それだけである。今のところ。

ただし、それが「ジュセリーノの疑惑」という一昨年出版された本に対する抗議と抱き合わせなんである。

「なめられたもんだな」とちょっとだけ肩透かしを食った気分である。

どうやら、ジュセリーノワールドワイドといった日本に存在するジュセリーノ応援組織は、単独で、このブログや、管理者である「かまたあきよし」に対する公訴も届けも出すつもりはないようだ。(註1)

だとしたらそれは残念なことである。(何度も書いていることだけれども)自分としては、それこそ三年も前から、そのための準備だけはしていたからだ。

繰り返し強調するが、(訴えられることを自分が望むのは)単なる私憤であるとか、そういうつまらない理由ではない。

自分が訴えられるという裁判を望むのは、それが日本人すべての公共の利益に繋がるという確信があればこそだ。


であるからして、もし実現したならばだが、日本の裁判史上でも意義のあるものにしたいと思っている。

自称「予言者」が、自分の発言であるとか記述物を指して「インチキである」とはっきりと公の場で暴露したものを裁判で訴えるとどういう判決になるのか。

それをちゃんとした判例として提示できる最大のチャンスだ。


(これは何度も書いていることだけれども)自分は、それこそ三年も前から、そのための準備だけはしていた。

もちろん弁護士であるとか費用の方も軽く準備している。そこは抜かりない。

ただし、弁護士に関しては、もしかすると(上で書いた社会的に有意義なものにする為にも)まったく別の方に依頼したほうがいいのではないかと思っている。(註2)

もし、裁判になれば、当然のこと、わたしはこの日本に何人もいる「ジュセリーノと仕事をした」であるとか「友人である」と言っていた人たちや、テレビ局・出版社サイドにも被告側の証人として出廷をお願いすることになるだろう。

そのときはよろしくお願いしますよ。
(つづく)


註1) ジュセリーノのブラジルの弁護士だという人物からコメントはきている。但し、そんなもの誰が見たって法的にはなんの拘束力もない。一応「日本の弁護士を通じて(日本の法廷で)訴えるぞ」というようなことは書いてきているんだが、それがまったく来ていないんだよねぇ。どうなっているんだか。このままではむしろ立ちの悪い脅しでしかないんだが。

ジュセリーノワールドワイドがどの程度の規模の組織なのかはまだよくわからないが、どうやら裁判であるとかこういった実務に耐えられるようなものではないということか。

というか、ジュセリーノ・ワールドワイドで書いている「(ジュセリーノの本国である)ブラジルの法廷で」というのがいかにアホらしいことかということにやっと気づいたということか。ダメじゃん。そんなんじゃ携帯やウェブの有料サイトだって長続きなんかはしないだろうね。断言しちゃるが。


註2) これはいまだから書けることだが「ジュセリーノから裁判を起こされた時には是非うちに・・・」というような、自称弁護士や、それこそちゃんとした証明つきで、法律事務所(に勤める方)から売込みやらご案内をいくつか頂いていた。

まあね、こんな楽な裁判もないだろうから来るんだろうけれど。(笑)