2008年8月11日月曜日

80811 これもまた想定内の手口(年間予言の書換えについて)

すでにコメントでも寄せられていることだが、ジュセリーノの日本語公式HPの中の「予言一覧」の内容が書き換えられている。



期日を過ぎて、はずれた予言の文末に「~の可能性」という原文には存在しない一語を付け加えたり、(追記)あるいは外れた予言そのものを削除したり、そして悪質なのは「当初は公表されていなかった」つまり事件後にあとから「的中した」と公表した予知文書のものを加えるという手口である。



もっとも自分はこういうことをいずれはやってくるだろうとは予想はしていた。



なぜならジュセリーノ自身が「2006年の年間の予言」というものでもまったく同じことをやっていたことを知っていたからだ。



これは相当前にも書いたことだが、「2007年の四月以降の月別の予言」の訳をここで載せていたとき当時のブラジルでのジュセリーノの行状というものを知っていたJYさんという方から「四月以降の訳をここで公表してもそれは結局無駄になる」ということをしつこいくらいに言われた。そのことである。



ジュセリーノは先行して発表した年間予言の「外れた予言」は消してしまい、新たに別の予言を付け足したり訂正をしたりしていたというのである。



ところがどっこい2007年の年間の予言というものに関しては(日本で)その手口を用いられなかったのは、ジュセリーノの2007年の年間の予言(の日本語版)というものを公表する(公式の)場所というものが「たま出版」のHPだったからだろう。(本家ブラジルのHP内にある2007年分の年間予言の一覧表もすでに消されている)



だから今年2008年の年間の予言(日本語版)の公表というものを(今年になって新たに立ち上げた)自分の公式のHP内で行っているジュセリーノからすれば、書換えや外した予言の削除、後だし予言の付け加えといったことは、「あたりまえのこと」をやらせているにすぎないのかもしれない。



我々日本人の感覚というか価値観からするとこのような「こっそりと書換え(註)」というものはどうしようもない欺瞞でしかないが、ブラジル人の彼らからすればこんなことくらいはあたり前のことなのかもしれない。



それこそ「マリーシオ(註)」ぐらいにしか思ってなさそう、そんな気がしてならない。

(つづく)





註) さらにあとで確認したらほとんど全てのの予言の語尾に「~の可能性」とつける改ざんが行われていた。これではもうまるっきり原文の訳にはなっていない。言ってしまえば「日本語公式ページ」オリジナルの予言である。そもそもこれではジュセリーノの予言とは言えなくなってきたしそれどころかもう「予言」でもないだろう。



註) サッカーでよく使われている言葉である。直訳すれば「悪意」であるが、勝つために反則スレスレの手口を使ったり、あるいはレフリーの見えないところでなら汚いことをしてバレなけれはむしろこの「マリーシオ」という言葉で褒め称えられるのがブラジルのサッカーというものなのである。




(追記)

こっそりと行う「書換え」はもっての他だが、予言の追加・削除を行うのであればちゃんと断わり書きをしなければフェアとはいえないだろう。(新たに掲載した日付けを載せなければアンフェアである)

まあここで「ルール」について彼らに対して説いたところでそれこそ「カエルの面になんとか」でしかないんだろうが。



そもそもが、ジュセリーノの的中したと言って出して来る予言群が「後だし」でしかないわけで、そういう意味ではこの公式ページでのこっそりとした書換え・追加(そして削除)といった行為は実にジュセリーノらしい。そう言えるのかもしれない。