2010年7月30日金曜日

100730 ジュセリーノ、最後のあがき、かな? その2

それよりも疑問なのは「何故この時期に?」の方だろう。

これはもう4年も前、つまりこの日本で世にもヘンテコリンな「ジュセリーノブーム」の起きた2007年より前にブラジルで話題になったことだ。

確かにこれはジュセリーノにとって致命的な告発の第一弾であった。これが出てからブラジルでのジュセリーノの評価は著しく下がったのだから。

しかし、何故この時期にすでに沈静してしまったようなはるか昔に起きた自分のスキャンダルをジュセリーノは持ち出さなければならないのだろうか。そっちのほうが大きな疑問なのではないだろうか。

この謎をとくヒントはあった。

というか言われて自分も気がついたことなのだが、ジュセリーノがこのような形でHP上で自分に掛けられた疑惑の弁明というか反論をした直後には、必ずといっていいくらいにジュセリーノ自身にとって不利な出来事があったり、あるいは裁判が起こされたり判決が出るのである。

「VAN」さんという方が「これもそれなのではないだろうか」というようなことを書いてきている。

要するに、ジュセリーノはこれから世に出るだろう自分にとって不利なニュースに備えて先手を打って、このような反論というか弁明を掲載しているのではないのかということなのだが。

ではそのジュセリーノにとって不利なニュースとはなんなのか。それは自分もあらかた想像はつく。なにしろブラジルよりもこの日本で、もっと言えばこの自分にも関わってくる出来事だからだ。(つづく)