2007年7月4日水曜日

070704 7月13日の地震と津浪

最近増えてきたのが「7月13日に来るという地震と津浪」の予言に関するメールである。中には「当日の13日はどうすればいいのでしょうか?」と真剣に書いてきてくる人もいる。

まあそういうメールに対しても「13日は普通に生活していて別に構わないというのが自分の立場です」としか答えられないのだが。

正確に言うのならば「13日も」になるのだろうが。

当たり前の話だが、ジュセリーノがどんな予言をしようと「たま出版の本」にどんなことが書かれていようがこの世の中に起きる出来事というものとそんな予言とは一切関わりはない。それを意識してしまうことがまず彼等のワナにはまってしまっているというレトリック(文脈)になってしまうということにもなりかねない。

しかしそういう不安を抱えているという人もまだいるのであろう。だが考えてほしいことがあって、それは昨年の8月のことなのである。

ジュセリーノは昨年の8月「日本に大地震が来る」と予言していてそれが外れている。しかしそんな予言のことをほとんどの日本人が知らずに過ごしていたというだけの話なのである。

きっとあなたもそうだったはずだ。そんな予言があることなど知らずに過ごしていたはずだ。そのときと同じことが繰り返されるだけなのである。世の中には、こんな偽の予言よりも大切にしなければならないものがごまんとある。そういうことなのである。

まあそれでこれもひとつの蛇足になってしまうのだが、たま出版のHPにあるこの7月13日の地震と津浪の予言から「津波」の文言がいつのまにか削除されてしまっている。

つまりこれで7月13日、日本の(あるいは世界の)どこかで地震があったとしてもたま出版としてはあるいは韮沢潤一郎社長としても「予言は当った」と言うことが出来るように改良してきたわけだ。つまり「3月の東京の地震」に関する予言のときと同じである。

携帯用のほうには追記として書いておいたことだけれども、かつて韮沢氏は自社のBBSに「ジュセリーノの予言に関しては正確ではないものが出回っているようです」と書き込んでいた。

まったくもってそれは事実である。しかしもっと重要なこと、それはそのような「正確でない予言」というものを広めているのが他ならない韮沢氏だということだ。そのことに対する反省というものはないのであろう。

いまさらだが、今でも自分のところにはこのような予言に怯えているという人からのメールがあとを絶たない。皆真剣に悩んでいるのである。

彼らにこのような不安を落とすような無碍な振る舞いというものが誰に許されるのであろうか。きっかけは単なるついでだったが、こうして始まったらにはとことん続けたいと思っている。今のところ辞めるつもりはまったくないよ。