2007年7月15日日曜日

070715 台風

13日の夜、このブログでよく登場する「みち☆まり」さんに出したメールの中で、

「ジュセリーノの地震(と津波)の予言とは実は現在接近中のこの台風のことだったと言い出す奴とか出てくるでしょうね」と書いたところその「みち☆まり」さんから

「やはり結構いました。( ^▽^)   

というような返信が届いた。

14日夜の段階でもいつも巡回しているブログの中にそのようなことを書いているものがあったというのである。

いわゆるこれが本当の想定内というやつだ。まあそれでそのブログをいくつか見て回ったところである。

そういうことを書いている当人はなにか新しい画期的なコンセプトでも見つけたかのようにはしゃいじゃっているのが痛々しく感じる。

まあ何を書こうとも当人の自由ではあるのだが。

しかしだ、こういうことを言い出す人間は大切なものをどこかに置き忘れていることが多い。

まず、ジュセリーノは「地震の予言」については残したけれども「津浪」に関してはすでに撤回している。(たま出版はそうしている、ということだ)

地震の予言が台風という形で実現したのだから大当たりとはいえなくとも惜しい当りである、とか書いている連中はかつてたま出版の韮沢氏が書いた
「ジュセリーノの予言にはあいまいなものがない」という言葉を思い出せといっておく。

そのような従来の予言のようなものがないからジュセリーノは(他の予言者とは一線を画していて)すごいのだと豪語していたのである。

また、地震ではなくて台風の予言のことだったというのであれば、それはジュセリーノは予言者としての能力はともかくも「普通の人間としての能力は著しく欠けている」と言っているのと同じだということになるのだがそれでいいのか?と疑問を呈する。

地震と台風の区別がつかないというのは、それはジュセリーノのことをバカにしているのと同じことになる、ということだ。

また、ジュセリーノは台風やハリケーンに関する予言もしている。ではそれらの予言ももしかしたら地震の予言のことだったかもしれないねという新たな疑問すら生じてしまうことなのだ。

やっぱりというか、案の定なにがなんでも予言というものが当ったことにしたいという人間は多いみたいだが、そういうことを書いたりしていると今度は書いている人間がバカにしか見えなくなるということだけは忠告だけはしておく。

地震は地震だし台風は台風なのである。

このふたつを明確に区別できない人間が予言なんかしちゃいけねえよなぁ。