2008年9月12日金曜日

80912 このデマ騒ぎの責任者は誰なのか、という問いに対する答え その2

これもメールで書かれている方が結構多いことだし自分も気になることなのでここで自分の考えというものを表明しておく。



簡単に言えば「国に頼るな、警察を頼るな」ということだ。



たとえばメールで「このような怪しげな予言は法律で取り締まったりするべきなのではないでしょうか」というようなことを書かれてくる人がいる。



それについて言えば自分は基本的には反対の立場である。









そういう法律を新たに作るということはそれは裏を得返せば逆に自分たちの自由を奪うことにもつながるからだ。(今ある法律・条令でジュセリーノの日本での行動に制限を加えることは充分に可能だという見方もある)



このようなことが起きたら(つまり起きないようにするにはということだが)何をもってそのような「予言」であるとか「迷惑なデマ・嘘情報」というものを潰してゆくかというと、結局は「自浄能力」であり、「自分たちで解決する」という気持ちを持つことが大切なのだと思う。



警察が出てきたり国家というものが動くということはそれだけ事態は深刻だということでもあるのだ。



自分はそれを13年前に学んだ。今回も結局は同じことになるのだと思う。だからこそ「国に頼るな、警察を頼るな」と言いたい気持ちなのである。



それにその国を代表する機関である国会というものが今どんな状態になっているのかについて考えれば国を頼ることの無意味さというものはわかっていただけるだろうと思う。



なんだか良くは知らないが国会議員の有志(?)が衆院会館という国会に附属する建物の中でそのジュセリーノというニセの予言者を招いて講演会をやったなんて恥以外の何ものでもあるまい。



その衆院議員どもが「1980年にウクライナの大統領に警告の手紙を送った」なんて話になんの疑問も感じずに熱心に耳を傾けているとしたらそれはただの大馬鹿の集団でしかないだろう。



想像もしたくない光景であるが、「国会議員が雁首そろえて予言者の言葉に耳を傾けている図」これは本当にあったことなのだ。



しかし、だが、その大馬鹿どもを自分らの代表として国会に送り込んだのは誰かといえばそれは他の誰でもない、やっぱり自分達「国民」なのである。まず恥じなければならないのはむしろそのことかもしれないのだ。



だとしたら「国民」がすべきことはまず「ジュセリーノという予言者の言葉を信じている」「実績(ファクツ)がある」というようなことをテレビで公言している国会議員達をお役ご免にすることだろう。そう思うのだ。



そしてこれこそが「自浄作用」ではなかろうかと。

(つづく)









タグ: ジュセリーノ ジュセリーノの予言 衆院議員 末松義規

akgoodco1224 at 01:00 │コメント(1) │ジュセリーノ予言の真実 | 反カルト・非オカルト 19拍手




コメント一覧

1. Posted by サンドウ 2008年09月13日 00:09

昨日、我が母が美容院に行ったら、ジュセリーノの9月13日の予言話でもちっきりだったそうです。



やはり80%以上の的中率というキャッチコピーや政治家云々の話も出ていたみたいです。



中には田舎へ荷物を持って逃げる方も居るようです。不安で眠れなくなったらしく、その不安を取り除く為に、目の前の危機から逃げるようです。



ゴシップ系の新聞や三流紙がトンデモ話をするのは、まあ多少はしょうがないかなーとも思えます。



しかし

権威ある大手メディア連中が、過去の実績から明らかなように、既に悪質なデマだと分かりきった情報を問題あるまま流布するのは本当に問題がある気がします。



どうせデマだと分かっていても、周りがザワつくとやっぱりちょっと不安を感じてしまうのです。



もし明日が大事な試験やプレゼンだったらとか思うと、何かホント憤りを感じます。