2007年7月31日火曜日

070731 TAM航空機事故予言の続報

それでこれは数名の方からメールで教えていただいたことなのであるが、やはりジュセリーノがTAM航空機の事故の後に発表した「事前に登録したという予言」の中には事実とは違う部分が多々あったらしい。

象徴的なのは、「タケシン」さんからいただいた

「事故の次の日の報道では犠牲者の数を乗客170名と乗務員6名の176名だったが、どうやら航空会社と空輸局の連携の不手際ミスで実際には186名というのが正確な人数だったようです。ところがジュセリーノの予言のほうは170人と6名のクルー(?)としてます。」


というメール(の一部)であるか。ほかにもいろいろと細かな点で「予言」としてはありえないような間違いもあるらしいのだが今のところ確認の取り様がないのでそれについては後回しにします。


http://www.jucelino.daluz.nom.br/carta_tam.htm
(公表されているTAM航空機墜落に関する予言)

http://ja.wikipedia.org/wiki/TAM%E8%88%AA%E7%A9%BA3054%E4%BE%BF%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E4%BA%8B%E6%95%85
ウィキペディアによるTAM航空3054便オーバーラン事故の記述

報道によれば、3054便は滑走路からオーバーランしそうになったため、機長が着陸復航をしようとして機首あげしようとしたが間に合わず、滑走路を飛び出した上に、道路を横切った挙句、TAM航空の貨物取扱場がある建物とガスリンスタンドに高速で衝突し爆発炎上した。この事故で乗員乗客186名全員と地上の8名の194名が犠牲となり、地上にいたTAM航空の職員13名が負傷した。また、速報では「消防関係者」の話として「旅客機に乗っていた全員と地上にいた人々を入れて200名以上が犠牲になった」という話が流されるなど、事故直後の混乱ぶりがうかがえる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/TAM%E8%88%AA%E7%A9%BA
TAM航空についての説明(同)


まあこれなんかは以前自分が書いてみせた「誤報を予言する」というその理由を考えた場合には(あくまでも論理的にはではあるが)「言い逃れ」の出来そうな間違いではあるのだが、その他の点が明らかにならないとやはり断言はできないであろう。

それにしてもなんかいつのまにかマスキングされている黒い部分が増えてなくないですか?気のせいですかね。

おそらくは、多くの日本の読者の方には初めてこのような同時進行の形で「ジュセリーノの予言」というもののいかがわしさが明らかになった事件ともいえるので、このことについては注意深く続報を待ちたいとおもっている。