2008年9月10日水曜日
80910 このデマ騒ぎの責任者は誰か、という問いに対する答え その1
このような地震に関するデマを飛ばしたその責任を問うというのであれば、あるいは抗議すべきその相手というものを挙げるとすれば、やはり「日本テレビ」であり「テレビ朝日」というテレビ局にするべきだろうと自分は思っている。
この一年半での「ジュセリーノ騒動」というものについて振り返ってみた場合に責任が大きいは昨年二度にわたってジュセリーノの番組を放送した「日本テレビ」と、ジュセリーノをまるで本物の予言者であるかのように日本で最初に紹介したしまった「テレビ朝日」だと思っている。その次がテレ東か。(愛知地方的に言えばそれぞれ「中京テレビ」と「メーテレ」であり、そして「テレビ愛知」ということになるのだが。)
確かに、「たま出版」であるとか「ソフトバンク(系列の出版会社)」の責任も重大ではある。しかし自分がテレビ局の責任が一番重いというのは、有償で金出して手に入れなければならない本や雑誌に書かれている情報と地上波のテレビから発せられる情報ではその性質には違いがあるからだ。
地上波テレビ番組の情報というものは好むと好まざるを問わずに人の耳に届いてしまうもの、不用意に入って来てしまうものなのである。そこが印刷メディアからの情報とは性質が異なる。
さらに付け加えるのであれば「日本テレビで放送された番組には「明らかな捏造行為」というものがあった。テレビ朝日の番組の場合は「その時点でいくつもの外れた予言があった」という事実を隠していたし「2008年アジアのある国で…」という今まさに困惑の原因となったジュセリーノの予言を紹介している。
それが自分が「この二局の罪は大きい」と断言する理由である。
そして、この二局の(計3つの)テレビ番組を製作した製作会社は実は同じ「オフィス・トゥー・ワン」というところなのだ。
これが単なる偶然ということはないだろう。自分もテレビの番組製作ではないもののいわゆる放送業界に関わっていた人間であるのでそこいらに関する臭覚というものはあるつもりでいる。
例えると、「どちらが卵でどっちがニワトリなのか」のと似たようなところがあるはなしなのだが、テレビ番組の制作とその受注というものは「需要があるから番組は作られるのか、あるいは番組が作られるからそこに需要というものが存在してしまうのか」それが難しいところではあるのだが、こうしてジュセリーノに関するテレビ番組というものがたったひとつの製作会社発でこの世に出ていた(註)という事実だけは決して忘れたりあるいは目をふさいではいけないことだろう。
註)今年2月にテレ東で放送された番組であるが、その後頂いたメールによるとこの「OTOにはまったく無関係」ということでもなさそうなのである。というよりも「何故テレビ東京があの番組を自局製作番組としなければならなかったのか」というその事情がわかればはっきりと言えることなのだろうが、自分にはそれがまったくわからないのだ。「ミリオン家族」と「元祖!でぶや」という人気番組のレギュラーを潰してまで2時間の特番として「2月の半ばの火曜の七時からの特別番組」にしなければならなかったのか、その真っ当な理由というものがわからない。やはりこの方の書いてきているとおりになにか大幅に変更を余儀なくされた事情というものがあるのかもしれない。
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akgoodco1224 at 06:06 │コメント(0) │ジュセリーノ予言の真実 | 反カルト・非オカルト