「その8」の反響がものすごいことなっている。
普段はほとんど気にしていないのだが、右下の「拍手」の数が自分が見た22日深夜にはすでに44になっていたのだ。
他の記事と較べてもらうとわかるがこれは異様なまでの反応の高さである。
みなさんこういう記事はお好きのようですね。(笑) ※【追記】
コメント・メールも多かった。この件に関するものでも計30はあるはずだ。自分としては今回のコメントに関しては全てを公開したいくらいである。
コメントで多かったのは「あの手紙は間違いなくあのタイプライターはおなじみの(オリベッティ)リネア98を使って書かれた(打たれたもの)なのか?」という更なる質問であった。
間違いない。あの手紙はいつもと同じの、ジュセリーノが(生涯唯一)所有したタイプライターと言っているあの同じタイプライターを使って書かれた(打たれた)ものである。
ただし、自分がまず問題として指摘しているのは、あくまでも「テレビ局側に落ち度はなかったか」ということだ。
ジュセリーノの言っていること(つまりニラサワが言っていることでもあり、ヤマカワが書いたことにもなるが)に嘘があるのかどうか、それは今年でた「青い本」を見なければはっきりとはここでは指摘はできない。
また、番組の中での次長課長河本の発言に対する批判みたいなもの(神戸という具体的な地名ががどうしたこうしたとか)について書かれている方もいらっしゃったが、あれはどう考えても用意されていた「台本」の中のセリフを彼(河本)が口にしただけだ。そのことで河本を責めてみてもしかたがあるまい。責任があるとすればそんなクソみたいな台本を書く奴、あるいは採用する奴だと思う。(註)
さて次の「おかしな点」の指摘に移るとする。「パージニア工科大学銃乱射事件」に関するジュセリーノの警告の手紙についてである。これについても指摘しなければならないことは3つもある。その3つ全てをこの同じ記事内に入れ込むとものすごく長くなるのでこれについては記事を分けることにした。
1 犯人の名前について
これは昨年の9月に日本テレビで放送された番組について書いたときにも書いたことだが、事情があって最後の最後まで自分が書くのをためらっていたことでもある。その後展開があったのでそれを含めて書き直すことにする。
昨年の番組では「スンヒ SEUNG-HUI」というこの銃乱射事件の犯人の名前について「正確に予知していた」と言っていたが、もちろんそれは大きな間違い。犯人のフルネームは「チョ・スンヒ SEUNG-HUI CHO」である。
ジュセリーノはこの犯人の下の名前だけを手紙に書いていて、番組で勝手に「正確に-」としてしまっていたのだ。それだけでもあの番組は失格ものである。
なぜこのような「中途半端な予知」になってしまったのかについては以前記事として書いたとおりである。
この犯人の名前の姓の「チョ」を省いて報道してしまったマスメディアがあったのである。つまりジュセリーノがその報道を目にしてあのような「警告の手紙」をあとから偽造したというのは明白である。
その後わかったことは、ジュセリーノがこの犯人の名前をただ単に「スン・ヒ(スン・フィ)と誤解したその大きな理由はブラジルでの(つまり外電ということになるが)報道のためだろうとのことであった。何人かの(在日の?)ブラジル人の方から指摘がきたのである。
自分のこの指摘が原因なのかどうかは定かではないが、18日の番組では「完全に一致」の「完全に」が抜けていた。これは意図的に外したという可能性ならばそれは高いだろう。
でも昨年の番組と「同じ手紙」を使ってそれを画面に出しているわけだから、ジュセリーノが「スン・ヒ」という下の名前しか書いていなかったという事実だけは変わりようがなく、そしてそれがそのまんま放送されてしまったということは皮肉であるとしか言いようがない。
もし何かジュセリーノの単行本のようなものがあったとして、この事件の記述の中で「姓名までも完全に一致している」と書いている人間がいたとしたら単にそいつが「救いようのない大馬鹿野郎」だということにはなるな。まあでもそんな奴はいないだろうね。
(つづく)
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註)新潮社さんから頂いた図書カードを使おうとしたのだが書店で断わられたのである。「この出版社(たま出版)の本は対象外です」と言われましたぜ。果してそれが全国すべての取り扱い書店での取決めなのか、それともその書店だけの事情なのかはわかりませんが。
一般的な価値観からすれば、(自腹で)金出してまであんな本を買ったりするのは「ドブに金を捨てるのも同じことだ」と思っている人間である。たとえ自分のように「その嘘を暴くために」という目的があってもそれは変わりはない。誰からか依頼があってやるというのであればともかく、「自分の意志で入手する」というのであれば「限りなく自腹は切らずに」ありたい。
なものだから少しだけ時間を頂きたい。そのうちブックオフとか古本屋で300円くらいで買えるはずである。あるいは他の事情が生じて買うハメになるのかもしれないし。まあそしてそれが「森林の保護」というものにもつながることのはずなのである。
ちなみにソフトバンクの「未来予知ノート」はもう中古本ならばアマゾンで400円以下で入手できるようだ。アマゾンに出店している中古本の業者、実はあまりお勧めできないところが多いのだが。
註)仮にあの番組に次長課長が出演していなかったとしても他の誰かが同じセリフを口にしてそれがオンエアされたであろうという意味。例えていえば、河本はただ単に自分の目の前に出されたタンメンを口にしただけなのだ。(古っ!)
【追記】
「笑い事」ではすまないな。反省しよう。
というのも、残りふたつの指摘についてまとめてこの記事を見直したらジュセリーノのしていることの恐ろしさについて改めて感じるものがあったからだ。
ジュセリーノがやっているのは実は信じられないくらいの非道行為なのである。つまりもし、ジュセリーノの言い分が正しければこの犯罪は未然に防げたということになるからだ。それを怠ったのは決して大学当局ではない。ジュセリーノなのである。
そうでなければ「愉快犯」ということになる。(まあそれが正しいのであろう)
そう、ジュセリーノがこの事件の「警告の手紙だ」と言ってやっていることはアメリカ合衆国においては「犯罪」に相当するものなのである。
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