結局、画像(写真)が間に合わなかったので文章だけで構成することにした。
この「バージニア工科大学銃乱射事件」に関するジュセリーノの警告の手紙のわけのわからない点は実はもうひとつある。
それは「送り先」である。
たとえば、昨年9月に放送した番組で、この警告の手紙の送り先は「工科大学学長室」あてということになっていた。(註)送った日付は1999年2月23日である。
ところがニラサワコラムによると、送った先は「(在ブラジル?)韓国大使館」になっていて、しかも送った日付が1996年の9月16日ということになっているのだ。(テレビの画面には前回と今回、まったく同じ手書きの手紙が写し出されていた)まあ今年たま出版から出た「青い本」にもそう書かれているということなんだろう。
【80716】 韮澤コラムの中の嘘を暴く 1
なんかおかしいだろうこれ。
どういうことかというと、物忘れの激しいはずのジュセリーノが珍しく年月を隔てて「二度も同じ予知夢を見ながら」なおかつ「二ヶ所に手紙を送っていながらも」その結果「でも事件は起きてしまいました」とジュセリーノが自分で言っていることになるからだ。
それだけでも、これが本当にジュセリーノによる「証言」だとしたらずいぶんとあやふやな話だ。
でなければ、やはりニラサワがこの表を作るにあたって、ちゃんとしたウラ付けもなくこんな表にして衆院議員会館で国会議員の皆様にご披露したのだろうという邪推を生むことになるね。どうしても。
まだ直接「ジュセリーノの嘘」に直結する不合理点というわけではないが、とにかくテレビを見て自分が「?」となった個所なのでここで取り上げておく。
これについてはこれからも調査を続けたいと思っている。
ただし、以下の(註)の個所に関してはどこか報道機関による現地調査というものは必要になると思う。自分には無理です。場合によっては自分も「証拠となるもの」ぐらいは提出するくらいの気持ちでいるのだが。どうだろう、NHKさんあたり。
註) その後、つまり昨年の9月の番組の放送後ということであるが、ある方からメールが来た。内容が長く複雑なので簡単に書くとするが、あて先が「学長室(PRESIDENT-ROOM PRESIDENT-OFFICE)」だけでは郵便物は届かないというのである。アメリカにある州立などの大きな総合大学は敷地内に「郵便局」があるのがあたりまえだし、このバージニア工科大学の敷地内にも当然郵便局はあるだろう。その郵便局に「学長室」宛ての手紙(封書)が届いたら不審がられてそこの局員の手によって開封されていただろうとその人はいうのだ。そしてその封書の中身を開けて見られたら、『学長室』よりも先に警察に通報されるだろう。だって届けられた側からするとそんなもの「警告」じゃなくて「犯罪の予告の手紙」じゃない。でなければただのイタズラだ。