その番組(の録画)を見ていて一番笑ったのは不覚にも本編ではなくCMであった。
スカパーの「時代劇チャンネル」のCMである。自分ははじめて見た。もしかすると相当前からやっているものなのかもしれないが。綾小路きみまろにあれをやられたのではもうそれこそ「脱帽」である。笑うしかない。
さて、この番組では都合7つの「人類滅亡の予言」を取り上げている。
放送した順でなく年代順に並べるとこうなる。
2012年 (マヤ歴)
2014年以降 (ヒトラー)
2015年 (ジョン・タイター)
2030年 (聖徳太子)
2060年 (ニュートン ハレー彗星)
年台未提示 (ダビンチ 大洪水)
これにジュセリーノの2043年を入れて都合「7つ」というわけだ。
どうにもこうにも「無理矢理数合わせして7つにしたんだろうなぁ」というような製作側の苦渋というものが感じられる選択である。
どうせなら無理をしないではじめから「ノストラダムス」でも入れておけばよかったのにという感じがするのだが。
しかし「人類滅亡の予言」というものをこんだけ並べると「アホ」に見えてしまう。
ここで何度も書いていることだけれども、「そうそう人類が何度も滅亡するはずがないので、仮にこのうちのどれかひとつが本物で当るとしても、だとすれば残りは全て当らない」ということになるからだ。
言えば言うほどどんどんと胡散臭さの増してゆくところなんかは、まるで「韮沢潤一郎」そのものみたいだ。
さて、自分が大笑いしたところは実はもう一個所ある。やはりCMである。
例の、2011年地上波テレビ放送の完全デジタル化の告知である。
もし、2012年に人類が滅亡するとしたら、2011年の「地デジ」完全移行というものは大きな間違いというか大失敗ということになる。
わずか一年のために、わざわざ大金を掛けてデジタル放送に完全移行をする放送業界は救いのない、どうしようもない愚か者ということになるからだ。
大笑いでしょ、これは。
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akgoodco1224 at 05:00 │コメント(1) │ジュセリーノ予言の真実 | 反カルト・非オカルト