2008年9月19日金曜日

80919 日本テレビ9月18日の番組について その2

この番組を見たという方からの感想のメール・コメントが大量に届いて来ている。全部で70件は越えただろう。

ジュセリーノに関する部分についていうと、「エルスという疫病についてはどう思うか?」という質問と、「海面が300メートル上昇する」という個所に対するつっこみが目だって多い。

「エルス」と(ジュセリーノが)名付けた病気に対する予言というものは「未来予知ノート」の中にもあったし、それ以外でもいろいろとジュセリーノによる発言というものはすでに耳にしていたので、これといって新たにどうということもない。何も思わなかった。

これは単純な話で、もしこれが「未知の疫病に対する予知」というものであったならば、それは否定は出来ないだろう。

現実に毎年のように新発見のウィルスというものは報告されているのだし、それがヒトに感染するという可能性そのものは否定は出来ない。




しかし、ジュセリーノがこの番組のナレーションどおり「感染(註)してから四時間で死に至る」と本当に言っていたとしたら、それは「単なる口からでまかせ」である。(註)

詳しい反論は後にする。医学であるとかについて素人が徒手空拳のままあれこれと書いたりすると自ら墓穴を掘ってしまう危険もある。今しばらく待たれい。

なんにしてもジュセリーノが「感染症」というものに対しては無知だということをさらけ出したとしかいいようがない、ということだけはいっておくが。


「海面が300メートル上昇する」というのについて言えば、これはもう笑うしかない。というかバカバカしさを通り越して力が抜けた。

地球上の水をどれだけ集めても300メートルの海面上昇というものは絶対にありえない。それが100メートルだって50メートルでも無理だろう。(註)

大体にして、それではジュセリーノが自分で言っている「世界的な水不足」と明らかに矛盾することにもなるではないか。(註)
(つづく)



註)「未来予知ノート」では、「発症」になっている。感染と発症は別物である。どっちが正しいのか。

註)それにしても「感染後4時間で人を死に至らしめる新しいウィルス」なんてまるで安手のSFサスペンス映画からにパクって来たのかと言われそうな安易なトリック(脅し)である。こんなことを書くとまるでM・ナイト・シャマランの悪口を言っているように聞こえるかもしれないが、まさしくそのとおりである。

註)地球上に存在する水をどれだけ集めても海面が300メートル上昇させるほどの海水量には絶対に届かない。新たに水そのものを人工的に作り出さなければ不可能だろう。つまり人工的にそんだけの水を作り出せるのであれば「水不足」にはなりっこないのである。これは明らかに矛盾していることになるでしょう。(「TT」さんによる)というだ。



タグ: ジュセリーノ ジュセリーノ予言の真実 日本テレビ 伊集院光
akgoodco1224 at 07:30 │コメント(0) │ジュセリーノ予言の真実 | 反カルト・非オカルト