2007年3月4日日曜日

070304 2007年3月の予言の部分(1)

【070304】 2007年3月の予言の部分(1)

少し遅れてしまったが、ジュセリーノの予言の3月の部分を翻訳した部分を掲げる。



引用した画像はジュセリーノの公式サイトに掲載されていた2007年の予言の2枚目の終わりと三枚目の頭の部分をくっつけたもの。


3.Marco-2007:Inglaterra tem problema serio de calor e de falta
de agua e ja atinge Franca,Portugal e Espenha(possibilidade de ra-
cionamento de Agua;
(テキストに起こしたさいにアクセント記号は省いた)

「3月-2007年 イギリスで熱波による水不足が深刻な問題になる。(そしてそれは海を隔てたフランス、ポルトガル、スペインにまで広がり)給水の必要性が出る」


異常気象(?)に関する予言である。自分はポルトガル語は読めない。この訳は在日のブラジル人の方に訳してもらったものである。

これを見れば「移民問題が~」などとこの予言を捻じ曲げて解釈して載せているブログがやたら多いということが丸わかりになる。

(ほら、そこの、ブログで「ジュセリーノの予言は本物!」とか書いている人、削除するなら今が最後のチャンスですよ。でないと後で恥を掻くだけだから。)

少なくとも、現時点でイギリスにもその他西ヨーロッパにも深刻な水不足問題は起きていない。おそらくはあと3週間という短期スパンで急に熱波による水不足が深刻になるということは考えられない。また、地域によっては局所的に水不足の地域はあることはあるが、決して国内レベルでもヨーロッパレベルで見ても大きな深刻な問題にはなっていないのが現状である。というかこの時期局所的にみた場合「水不足」自体よくあるということなので、よっぽど広範囲にわたっての深刻な水不足にでもならないかぎりこの部分の予言は当ったことにはならないといえるだろう。

こうして、ジュセリーノの予言の嘘はひとつ暴かれたのである。もちろん暴かれたのは、日本のインターネット(矛盾した表現になるが)で「移民問題が」などと書き込んでいる人たちのついている嘘である。

こうして少しづつ訳をしてゆくとそれは間違った日本語訳を載せて(ありもしない)人類破滅の予言で不安を撒き散らし世間に迷惑を掛けているような「彼等」を晒し者にしてゆくことになるのだろう。それはそれでいいのではないかと思っている。結果的に恥を掻くのは自分もだが、それ以上に彼らに深刻なダメージを与えられればそれでいいと納得している。

嘘デタラメでジュセリーノの予言を捻じ曲げたりして不安を煽るようなことをしている人たち、辞めるのなら今のうちだと思うよ。君等が思っているいるように人類は滅亡なんかしないし、それどころか五年後には検索のキャッシュに残っている君等のブログがネットのあっちこっちに貼られて恥を掻くという未来が待っているだけだ。

【追記】

まあ実を言えば、この時点ですでに「なんで3月に水不足の予言なんだろ?…」と少しおかしいとは気が付いていた。が、何故そのようなリスクのある予言をあえて公表したのかその真意が読めずにいたのだが、まちゅーらさんというからのメールで氷解した。

どうやらジュセリーノ、北半球と南半球の季節の反転を忘れていてこのような予言をしてしまった可能性が高いようなのである。もしこれが3月でなく9月の予言だったら部分的にはあたったと見えてもおかしくはないからだ。